日本の住まいを考える_古くなった建材を活用した古民家リノベーション case01

最近注目を集めている「古民家リノベーション」

リフォームの延長で施工するもの、躯体だけを残して大掛かりなリノベーションをするもの、解体した古民家の古材を再利用するものなど、スタイルも様々です。

今回はある工務店さんの施工物件にお邪魔しました。

新しきものと古きものがバランス良く存在する居心地良い空間

 

遠くから見ると素敵な日本風新築家屋ですが、家に近づくと玄関にビックリ‼️

とてもモダンな佇まいです。

 

 

玄関の扉を開け中に入ると更にビックリ

リビングに入る引き戸が正しくアンティークそのもの。

何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

 

訪ねたのは10月中旬。

この日は快晴で、外は日光が差し込み暑いくらいの陽気でした。

額の汗を拭いながら一歩中に入ってみると、室内は涼しくサラッとした空気でした。

 

 

リビングから2階に上がるとそこも現代から江戸時代にタイムスリップし、今と昔を感じる素敵な空間

 

工務店の社長さんに聞くと、古い家解体時,虫食い或いは損傷はしているが捨てるには余りにももったいないので残してこの家に使いました!との事。

自然の力(吸放湿,消臭,Co2 吸収等々)を持つ「木」と「土(珪藻土と漆喰)」の自然素材をふんだんに取り入れつつ、キッチン,トイレ,お風呂の設備機器は最新の
ものを採用して「暮らしやすく」しています。

「新建材は新建材の良さはありますが、自然素材に比べて寿命も短いし、私は自然素材の魅力が好きです!」という、工務店の社長。

クーラーが1台しか見当たらなかったので、この様な吹き抜けの広い空間で1台で大丈夫ですか?

と聞いとところ、断熱材は通常のグラスウールではなく、珪藻土入りの木のファイバー並びに古紙を断熱材として使用しているとのこと。

更に遮熱・断熱は随所で工夫していて、寒い冬も、暑い夏も、エアコン1台で過ごせるのだそうです。

 

 

 

高齢化が進む日本では、全国で「空き家」問題が深刻化しています。

最先端の注文住宅やマンションにも、それはそれで良さがありますが、未来と環境を考えた時、美しい日本の暮らしを紡いでいくにはどうしたら良いのか?

珪藻土壁材のケイソウくんを通して、心地よい住まいを提案する私たちにとって、これからの大きな課題であると感じています。

 


 

室内をクリーンで安全な空気環境に!
健康で快適な未来を創る自然素材「ケイソウくん」

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