首都大学東京 星 丹二教授×山本社長
「珪藻土読本 Vol.1」の創刊にあたって、監修をお願いした首都大学の星教授と多機能自然素材ケイソウくんを開発・販売する株式会社ワンウィルの山本社長が、鎌倉のケイソウくんショールームにて対談しました。
山本 先生の講演会のお話は、どれも興味深く拝聴しましたが、その中でも衝撃を受けたのは、世界のタミフルの約8割が日本で使われているという内容でした。
星 そうなんです。諸外国では、諸事情の違いはありますが、日本ほどタミフルが処方されていない。
山本 どんなに強い薬でも、繰り返し使えばどんどん効かなくなる。もっと「自分自身の治すチカラ」を高めるべきだと感じました。
星
そういう健康な状態を培うための大切な要素が「環境」なんですね。
本誌に掲載した「健康を創り出す住まい」は、このなかの住居という部分にスポットを当てた内容になっています。
山本
当社が珪藻土を開発した目的も「健康に暮らせる住まいの提供」にあります。
いくら格好のいい家でも、シックハウスを引き起こす家では「家族の幸せ」は望めないことを、実体験で知っているからです。
星 ところが、皮膚科などアレルギーを治療する医療機関では、対処療法だけで、どんな住環境がアレルギーを防ぐか?といった情報はほとんど持っていません。これからは、医者は医療だけというのではなく、生活環境の提案ができることが重要だと思います。
星 この読本もそうですが、アレルギーやシックハウス、湿気対策など、それぞれに珪藻土が果たす効果を広報することに意味があります。そのためには、さらにたくさんのケースレポートで科学的データを積み重ねていくことです。
山本 先生にご協力いただき、これからもお客様の生の声を集めて分析した結果を発信したいと思います。同時に、多くの方が珪藻土を実体験できるような工夫もしていきます。
首都大学・大学院教授 星 旦二
福島県立医科大学を卒業、東京大学で医学博士を取得し、英国ロンドン大学大学院へ留学。生活習慣と生涯現役研究をしている。
株式会社ワンウィル 代表取締役 山本 倍章
1983年7月に株式会社ワンウィルを設立。「人それは心」を理念に掲げ、エコ健康建材事業では、神奈川県との共同開発「ケイソウくん」を発売。
Vol.1 ケイソウくんの生みの親!ワンウィル 山本社長
「もっとよいものをの思いが・・失敗の連続でした」
約15年前、自然素材を使ったオール無垢材の家でシックハウスが起こりました! いったい何故? 原因はビニールクロスの接着剤でした。これでは本当の健康住宅とは言えない。お客様が本当に安心できる住宅のために「塗り壁→珪藻土」に取り組みました。
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Vol.2 神奈川県産業技術センター 主任専門員 石丸先生
「ケイソウくんは化学物質の低減性に優れています」
最初にワンウィルさんから持ち込まれた珪藻土を試験したのは2004年のことでした。ホルムアルデヒドの低減性能の試験依頼でした。すぐに試験を実施したところ、この珪藻土は24時間でホルムアルデヒドを測定不可能な値まで吸着しました。
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Vol.3 高機能の珪藻土を自社で作る!河渕専務
「本当にいいものだから、もっともっと多くの人に知って欲しい」
珪藻土は多孔質で有害物質を吸着しますが、孔がいっぱいになったらどうなるのか?素朴な疑問がありました。吸着して分解させることはできないものか?神奈川県産業技術センターとの取り組みが始まりました。
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Vol.4 環境の専門家が認めています-対談:首都大学東京 星 丹二教授×山本社長
「対談:健康な暮らし―珪藻土という選択肢」
「珪藻土読本 Vol.1」の創刊にあたって、監修をお願いした首都大学の星教授と多機能自然素材ケイソウくんを開発・販売する株式会社ワンウィルの山本社長が、鎌倉のケイソウくんショールームにて対談しました。
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