ケイソウくんの壁はアルカリ性

ケイソウくんの壁は

『 アルカリ性 』

と突然言われても、いったい何の事だかご理解いただける方は少ないと思います。

では、まずは下図をご覧ください

皆様も耳にした事があると思う 「 酸性・中性・アルカリ性 」
酸性やアルカリ性というのは、水溶液(物質を水に溶かした液)の性質の名前です。
食酢や果汁のように、すっぱい味のするものは「酸性」
草木を燃やしたあとにできる灰を水に溶かした灰汁(あく)のように、苦い味の
するものが「アルカリ性」
「中性」は酸性とアルカリ性のちょうど中間の性質です。

酸性・アルカリ性には、弱いとか強いとかいう度合い(強さ)があります。
この度合い(強さ)を表すのに、PH(ペーハー)と呼ばれる数値を使います。
PHは酸性からアルカリ性の間に0~14の目盛りをつけて、酸・アルカリの度合いを
その目盛りの数字で表すもので「PH7」を中性とし、それ以下を「酸性」それ以上を
「アルカリ性」としています。
PH7よりも値が小さければ小さいほど酸性の性質が強く、値が大きければ大きい
ほどアルカリ性の性質が強いことになります。

ちなみに

「水道水」・・・・・・・・・・・PH6~8 (ほぼ中性)
「塩酸」・・・・・・・・・・・・・PH0   (強酸性)
「食酢・クエン酸」・・・・・PH2~3 (弱酸性)
「石鹸」・・・・・・・・・・・・・PH9~11(弱アルカリ性)
「水酸化ナトリウム」・・・PH14  (強アルカリ性)

ここまでで「PH」はご理解いただけたかと思います。

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【ここからが大変重要です】

ケイソウくんは『PH11~12』のアルカリ性

室内の湿度をコントロールする為に「湿気」という水分を吸着する『珪藻土』
当然壁面に水分が保たれる事になります。

水分があるという事は・・・「カビが繁殖しやすい」

これは単純に誰もがご理解いただけると思います。

つまり珪藻土の壁は呼吸しているとはいえ、必然的に 『 カビが繁殖しやすい壁 』
になってしまうのです。

しかし世に存在する多くのカビには苦手な物があります。それが

『アルカリ性』

ケイソウくんの壁面は、自然の力より生み出た「アルカリ性」に保たれているので
「カビ」に対する抵抗性がものすごく強い製品になっています。

しかし世に出回っている『珪藻土壁』は「樹脂」をはじめとする「石膏」「粘土」等
『中性』の物質で固められている壁が多く、中には自然素材とうたっておきながら
そのカビ対策として、有毒な「防カビ剤」を使用している商品もあるのです。

『ケイソウくん』は上記に述べました通り、基本的な事にも配慮した素晴らしい製品となっています。

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