壁紙(クロス)へ 「糊」 の付け方①

壁紙(クロス)の張り替えや、新規でDIY壁紙(クロス)施工をお考えの皆様がよく悩むのが

  『糊付け』

インターネットを検索しても「貼り方」の指導はあっても「糊付け」の指導はあまり無いものです。

既に「糊」の付いた壁紙(クロス)がホームセンター含め、数多く販売されています。
そして私たちも糊付きクロスを販売しているのですが、糊の種類も様々あり
「シール式」「切手式(水を含ませる)」「生糊式」と様々・・・・
実際施工する立場の人間からコメントさせていただきますと

「やはり生糊が1番」 と感じます。

確かに糊の付け方が「分からない・不安」であれば、ふつうは「糊付きタイプ」を購入しがちなのですが
「糊の付け方」はそんなに難しくなく、やり方さえ知っていれば「DIY施工」しやすいのは断然『生糊』
になります。

今は「生糊」をホームセンター等で付けてくれるサービスもありますが、今回は自分で塗る方法を紹介
させていただきます。


クロスのロールを広げられる程度の場所を確保して下さい。
今回の例はテーブルの上に 90㎝×180㎝のベニア を置いて台にしています。
クロスの幅は約90㎝~95㎝程度ですから、この位の大きさがベストです。
もちろん直接床でも構いませんが、平らになる様心がけて下さい。



【計測】


【切る(カット)】

次は実際に壁面を計った長さに壁紙(クロス)を切ります。
この際、実際に計測した長さ 「プラス6㎝」 を目安に切断して下さい。
カット部分は貼る時の事を考えなるべく 「真っ直ぐ」 に切断する事を心がけるのですが
定規を使用し切断するのは手間がかかりますので、上記【カット】画像のようにロールの
ヘリに手を当てながら切断すると比較的真っ直ぐに切る事ができ、手間もかかりません。



【壁紙(クロス):天←地 表示】

壁紙には 「上下」 つまり 「上=天」 「下=地」 が基本的に決まっています。
表示は壁紙(クロス)の端である通常「耳」と言われる部分に明記してあります。
(*柄によっては無い物もあります)
この 「天←地」を守りながら、糊付けをして行きます。

続きます。

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